スキるUP日記

2024/09/10

「スキ」から「めっちゃスキ」に。何が起こった?─スキ度があがるポイントとは

たにぐち

私が感じた1つの疑問

前回の投稿では、「ファン」とはどんな人なのか?というところで、
実は私もファン体験をしていたことに気づいたのですが、、、
ここで1つの疑問が浮上。

「なんか気になる~」から「めっちゃスキです」になるまでに何が起こったんでしょうか!
というところ。

ブランドを立ち上げた人、プロダクトを作っている人たちを除いて、
生活者が出来上がったモノ・サービスに出会う場に、さほど違いはないと思うんです。なので、そのブランドやプロダクトとの出会い方や出会った後が注目ポイントで、
そこに、じわじわスキ度があがる何かがあるはずだ!と思いました。

私の「スキ」との出会い

ここで、 前回の記事でも触れた私が好きなオーツミルクブランドとの出会いを振り返ってみました。

出会いは、以前働いていたナチュラル&オーガニックのセレクトショップにて取扱いがスタートした時でした。「このお店に並ぶということは、素材とかこだわりがあるんだろうな~。そして、パッケージがどタイプ」というのが第一印象。しかし、当時はオーツミルク自体を飲んだことがない&植物性ミルクの味にネガティブなイメージ&価格が高いというのもあり購入には至りませんでした。

そんな時に、私が好きなコーヒーショップがこのオーツミルクを使ったラテを提供していることを知りました。そうすると、自分のスキな人が自分の知っている話をするとテンションが爆上がりするあの感じになりまして、そこから頻繁に購入しはじめ、さらに「これ、お気に入り」と周りに言うようになりました。

そうしているうちに、「あのオーツミルク買ったよ」と友達から連絡が来たり、手土産で持ってきてくれたりなど、周りの人にも私がこのオーツミルクがスキだということが浸透していったんです。なので、またそのオーツミルクに目が行っちゃうというループで今日まできました。

私が思う「スキ度」があがる3つのポイント

自分の経験も踏まえて私が思ったのはこちら!

①自分のスキな範囲&自分が「これ、スキ」と周りに言える
 「信頼」できるプロダクトだったこと
②自分のスキな人のスキなものはスキになりたいこと
 (私の場合はスキなショップが選んだモノ)
③自分が「これ、スキ」と公言することで湧いてくる「愛着」と「責任感」

機能的価値よりも情緒的価値が「スキ度」をあげる秘訣?

自分のスキな人って自分と価値感が近い人が多いと思うんです。
憧れのスキは、また違いますが。

そして、「どっぷりスキる」のさとなおさんの記事にもあった
「これ、スキ」と周り発信できる心理的安全性も必要で、自分にも周りの人にも「スキ」を伝えられるようになると、私の日々に出現してくる回数が増えるんですよね。

なので、私は「オーツミルクがスキ」ではなく、「このオーツミルクがスキ」なワケで、味がおいしいから、価格が手頃だから、種類が多いからといった機能的価値ではなく、情緒的価値で選んでいるということです。

みなさんもよければ、ご自身の「スキ」との出会いを振り返ってみてはいかがでしょうか?

編集者たにぐち

さとなおさんのお話から、自分の「スキ」に気づけてなんだかうれしい新人プランナー

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